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業務と数字の設計を試す

工数の定義で、見え方が変わる。

基準どおりに終わった仕事にも、手戻りが加われば使った時間は増えます。工程ごとの基準・初回実績・再製作を動かし、合計だけでは見えない違いを確かめてください。

このデモの結論

累計実績工数は、初回実績工数と再製作実績工数の合計です。再製作のたびに比較用の基準工数まで増やすと手戻りが基準内に見えてしまうため、このデモでは基準を加算しません。

独自ダッシュボードを体験

架空の受注データ

手戻りを、
数字の中に残す。

初回は基準どおりでも、やり直しに時間がかかることがある。工程の数字を動かして、基準と実績の「差の中身」をたどってみてください。

加工・検査の2工程 受注全体の作業時間

受注 B-208架空部品 B・8個

再製作ありの例

実績/基準

120.0%基準との差 +2.0時間

累計実績

12.0時間初回実績 + 再製作実績

基準工数

10.0時間同じ2工程の基準を1回だけ集計

再製作実績

2.0時間累計実績に含まれる手戻り

累計実績12.0時間、再製作2.0時間。実績/基準は120.0パーセントです。

工程の時間を変える

各項目 0〜24時間・0.1時間単位

時間

比較の出発点。再製作が増えても加算しません。

時間

初回の作業にかかった時間

時間

やり直した作業にかかった時間の合計

PROCESS BREAKDOWN

どの工程で、時間を使った?

単位:時間
初回実績再製作実績基準

2工程とも、0から始まる同じ時間軸で比較しています。工程を押すと入力欄が切り替わります。

初回10.0時間
再製作2.0時間
累計実績12.0時間

数字から、次の問いへ

累計のうち、再製作は2.0時間。

加工の再製作は1.5時間。まず発生した理由をたどり、一時的な手戻りか、繰り返している問題かを確かめます。

この比率だけで良し悪しは決まりません。作業内容・品質・繰り返しの有無と合わせて読みます。

元の数値と、計算のルールを見る

対象は、受注 B-208(架空部品 B・8個)の加工・検査にかかる作業時間の合計です。1個あたりの時間ではありません。

受注 B-208の工程別工数(時間)
工程基準初回再製作累計
加工6.06.01.57.5
検査4.04.00.54.5
合計10.010.02.012.0

実績は、やり直した分も積み上げる

累計実績 = 初回実績 + 再製作実績。再製作の実績を足しても、比較用の基準は増やしません。

同じ工程範囲で、基準と比べる

実績/基準 = 累計実績 ÷ 基準 × 100。現在の基準設定は2/2工程。すべての基準がそろい、合計が0より大きい場合に算出します。

このデモでは作業時間を対象とし、段取り時間・原価・利益・稼働率は計算しません。すべて説明用の架空データです。

入力内容は保存・外部送信されません。数字を自由に変えてお試しください。

このデモで採用した比較規則

これは工数を考えるための一つの設計例であり、すべての会社に共通する唯一の正解ではありません。何を判断したいか、どの工程を対象にするかを先に決めます。

累計実績は手戻りを隠さない

累計実績工数 = 初回実績工数 + 再製作実績工数。再製作の実績は足しますが、比較用の基準工数は再製作のたびに増やしません。

基準不足なら比率を出さない

必要な工程の基準が一つでも未設定、または基準合計が0時間なら、受注全体の「実績/基準」は算出しません。未設定を0時間に置き換えないためです。

代表例の計算を確認する

再製作ありの例では、基準10時間に対し、初回10時間と再製作2時間で累計12時間です。以下は受注全体の工程別工数で、単位はすべて時間です。

再製作ありの代表例
工程基準初回実績再製作実績累計実績
加工6.06.01.57.5
検査4.04.00.54.5
合計10.010.02.012.0

実績/基準 = 12.0 ÷ 10.0 × 100 = 120.0%

120%は「同じ対象範囲の基準に対し、累計で1.2倍の時間を使った」という意味です。稼働率や利益率、個人の評価とは区別し、差が生じた工程と理由を確認します。

別の問いから、数字を確かめる

数字を出す前に、業務の前提をそろえる。

対応する記事では、見積りの見直しと手戻りの把握に必要なデータ設計を解説しています。自社の工数・生産データを計画や納期の判断につなげたい場合は、生産計画・納期管理の支援内容をご覧ください。